抱負?
興味あるジャンルの本を読み、
知識を得る。
それ自体十分に楽しいことだけれど、
得た知識を自分なりに組み換えて、
何かオリジナルな学問体系を作ってみたい。
ふと思った次第である。
(ブログさぼりすぎた、、、、)
TWENTY式 洋書の読み方(ver1)
偉そうに紹介記事を書いたものの、実は洋書を読み通せたのは初めて。
その時の読み方を、備忘録的に記していこうと思います。
前提
今回紹介する読み方ですが、前提条件が2つ。
1.英文読解に抵抗がない/ある程度読み慣れていること。
→「具体的にどれほどのレベルが必要か」は中々言い表せませんが、例えば「大学時代にレポートや卒論執筆のため英語の論文を読んだことがある」「英字新聞に目を通している」くらいの経験があると心強いと思います。*2
2.初学分野の本でないこと。
→初学の分野をいきなり英語で読むのはハードルが高いと思います。*3
読み方
さて、具体的な読み方について。大きく分けて、2段階。
- 知らんモノは無視、わかる部分だけ拾い読みする段階
- わからない部分を調べながら読む段階
それぞれ解説していきます。
1.知らんモノは無視、わかる部分だけ拾い読みする段階
洋書を読む中で、知らない単語・人名等々に出くわし、google先生に頼りたくなることが多々あるでしょう。
がしかし、この段階ではその衝動を抑え、とにかくわかる単語だけ拾って読んでいくこと。*4
理由は2つ。
- 都度調べていると読む速度が格段に遅くなり、途中で挫折する可能性が高い。
- 「極論調べなくて良い場合」もある。
2.については少し解説が必要でしょうか。
例えば、、、
Among them: Oscar Wilde, Susan Sontag, Marcus Aurelius, Queen Victoria, John Quincy Adams, Ralph Waldo Emerson, (中略) and Ben Franklin.
All journalers.
[引用元]
Ryan Holiday-"Stillness is the Key:An Ancient Strategy for Modern Life",Profile Books
上記は、「日記を書くことの有用性」について書かれた章の中で、
実際に日記を習慣としていた古今東西の偉人を紹介している箇所。
少し乱暴ですが、列挙されている偉人全員について知らずとも、
「こんなにたくさんの偉人が日記を習慣にしていたのか。お、この人とあの人は知っている人だぞ。」
ぐらいの情報が掴めればOKでしょう。
上記は極端な例ですが、飛ばしても問題ない箇所はしばしばあり、そこで辞書を引く手間を取られたくないものです。
まとめると、第一段階は、「わかる箇所を繋げて全体のイメージを掴みつつ、より深く理解するためにどこを調べるべきか探る」読み方と言えます。
2.わからない部分を調べながら読む段階
先ほど紹介した第一段階で、「ここを調べないと深く理解できないな」と判断した箇所を随時調べながら読み進めます。
正直、この段階で特筆すべき事項はもはやないのですが、、
第一段階である程度本のイメージができており、調べるべき箇所も当たりがついているため、時間はかかっても挫折するリスクはかなり減らせるのではないでしょうか。
以上、自分なりの洋書の読み方についてまとめてみました。
新しい知識が身につくばかりでなく、知識の身につけ方を試行錯誤していくことも、
読書の愉しみの一つですね。
↓再掲!
"心の内なる平和"を手にするための古今東西の叡智が詰まった一冊です!
たかが穴、されど穴
何を隠そう、ワタクシはタスク管理やメモの管理といった類の行動がすこぶる苦手だ。
けど、無論このまま放置するわけには行かない。
どの程度効果があるかは分からないが、せめてもの抵抗としてこんな対策を考えてみた。
クリップボードにルーズリーフの用紙を挟み、常に卓上に置く。
何かあればすぐそこに記入し、今後も必要と思われる情報は、
ルーズリーフのバインダーに移して保管する。
よしよし、我ながら出だしとしては悪くなさそうな仕組みを考えたぞ。
、、、がしかし、まるで書けない。
せっかくの特製卓上メモに書けない!!
流石に、いくらワタクシとはいえ、”どこにも” 何も書けないわけではない。
例えば、まもなく捨てる手はずだった裏紙には、しっかりとメモをしていた。
、、、間近に控えた、転居先での電気の契約に関しての情報を。
これも人間心理か?
奇妙なことだが、バインダーで保管するために穿たれたルーズリーフの穴を一目見ただけで、
「これは貴重なルーズリーフの紙だ、何かを書くからには、
自分なりにかける最も丁寧な字で、きちんと情報をまとめて書かねばならない。
いくら重要な情報とはいえ、電話片手になぐり書きすることなど許されない。」
とでもいった意識が生じ、ワタクシのペンと紙との間に、
越えようのない絶縁体となって立ちはだかるようである。
人間心理の不思議な奥行きと、つくづく社会人失格な自分の一面とを、
同時に味わったのであった。
#エラスムる -惜しまず学びに投資しよう-
どうも
マルクス・アウレーリウスの『自省録』で、こんな文章を見つけました。
金持ちの暮らしとは遠くかけ離れた簡素な生活をすること。[第1巻-3]
曾祖父からは、公立学校にかよわずにすんだこと、自宅で良い教師についたこと、このようなことにこそ大いに金を使うべきであることを知ったこと。[第1巻-4]
[引用元]
当時、地球上で最も権勢を持っていたであろうローマ皇帝が自分に言い聞かせていたこと(の一つ)とは...
「贅沢に埋もれず質素に暮らすこと」、そして、「学問にこそ金を使うこと」。
気が引き締まる言葉です。
多くの人にとって、学びの一番の窓口はやはり本・本・本でしょう。
そんな本の購買意欲をぶち上げたい時はこの言葉。
"When I get a little money I buy books; and if any is left I buy foods and clothes."
-Erasmus
[引用元]
*最終閲覧2022/12/03
「金があればまずは本を買い、余った金で食べ物や衣服を買った」という話。
凄まじい熱量ですよね。修造さんが蒸発してしまいそうです。
自分も、気になった本は可能な限りは買って手元に置くようにしてきたつもりですが、
尚のこと本代はケチらず使っていこうと思った次第。
そして、「エラスムる(=自分の収支を顧みぬ勢いで本を買ってしまうこと)」という言葉を勝手に流行らせてやろう、そう思った今日この頃でございました。