#エラスムる -惜しまず学びに投資しよう-
どうも
マルクス・アウレーリウスの『自省録』で、こんな文章を見つけました。
金持ちの暮らしとは遠くかけ離れた簡素な生活をすること。[第1巻-3]
曾祖父からは、公立学校にかよわずにすんだこと、自宅で良い教師についたこと、このようなことにこそ大いに金を使うべきであることを知ったこと。[第1巻-4]
[引用元]
当時、地球上で最も権勢を持っていたであろうローマ皇帝が自分に言い聞かせていたこと(の一つ)とは...
「贅沢に埋もれず質素に暮らすこと」、そして、「学問にこそ金を使うこと」。
気が引き締まる言葉です。
多くの人にとって、学びの一番の窓口はやはり本・本・本でしょう。
そんな本の購買意欲をぶち上げたい時はこの言葉。
"When I get a little money I buy books; and if any is left I buy foods and clothes."
-Erasmus
[引用元]
*最終閲覧2022/12/03
「金があればまずは本を買い、余った金で食べ物や衣服を買った」という話。
凄まじい熱量ですよね。修造さんが蒸発してしまいそうです。
自分も、気になった本は可能な限りは買って手元に置くようにしてきたつもりですが、
尚のこと本代はケチらず使っていこうと思った次第。
そして、「エラスムる(=自分の収支を顧みぬ勢いで本を買ってしまうこと)」という言葉を勝手に流行らせてやろう、そう思った今日この頃でございました。